2025-01-24 00:13
【着物豆知識】
江戸小紋は江戸時代の参勤交代の時に江戸に様々な藩の武士が集まることによって一眼でどの藩の武士かわかるようにしたと言う意味合いもあるようです。各藩ごとに裃の柄を決めて誰がみてもどの藩の武士かわかるというような制服のような役割を担ってました。
ちなみに柄が大きければ大きいほど下級、細かければ細かいほど上級の武士とされたという話も聞きますが、ネット検索しても階級については出てこないです。全くの想像ですが武士の世界は「食わねど高楊枝」と言われるように見栄とハッタリの世界だったと思うので、柄が細かければそれだけいい職人が手掛けた型が必要なので、位の高い武士ほど高楊枝ならぬ高裃を着ていたということですかね。別に決められていたわけではないので制度としてやっていたわけではないので文献としても残っていないのかな、知らんけど。