昨夜、ボルドーはポムロールのシャトー・ラ・クロワ・タイユフェルのご夫妻から分けていただいたワインを、友人たちと愉しみました。 Bonne Rives 2009...Lalande Pomerolらしい堅牢さがありながらも、2009と言うロイヤルストレートフラッシュのように条件が揃った作柄ゆえの円満なキャラクター、そして熟成による第3アロマもしっかりと楽しめ、一同感嘆しました。 La Croix Taillefer 2019...オーガニック栽培らしい伸びやかですっきりとしたスタイル、そして清潔な環境で醸造されているのが良く分かるよどみのない味わいが印象的です。まだ芯のある黒系果実が感じられますので、あと数年熟成を経ることで花のつぼみが開くように均整の取れたスタイルになるのではと期待が高まりました。 Beau Solail 2019...以前のアルコートの時代から共通する、ポムロールらしい流麗で密度感のあるスタイルは健在。更に細部の輪郭がより明確になった印象があり、これは現在栽培・醸造を管理する方がしっかりとした仕事を為されている証なのではないでしょうか。