2025-01-25 21:45
【戦国時代の焼き物をどう見分けるのか?③】 現在、国立博物館や有名美術館で「桃山時代」とされている備前焼(特に織部好みと言われる歪んで、箆目が施された、耳付の水指や花入)は、安土桃山時代の発掘出土品からは確認できず、慶長年間後半〜元和年間にかかる京三条せと物や町の出土品から確認できる事が分かってくる。 この事が意味することは、秀吉や利休時代の茶道具(茶陶)は、今現在認識されているような姿形とは全く違ったモノである可能性が高いということであり、それと同時に、本当の桃山時代の茶道具が、誤った認識で現在に伝来してしまっている可能性も高いという事である。 即ち、事実に即した本来の文化財の価値評価軸が、誤って伝えられてしまっていることに他ならないのだ。 そして、この誤謬性が日本にとって本当に恐ろしい理由が、正しい歴史が分断され、誤って伝えられることが将来において、日本が再び誤った道を選択してしまう恐れにつながるからである。 だからこそ、歴史認識の誤りが発覚した時点で、速やかにその認識を改めるような仕組みが必要なのだ。 大戦時のような選択肢を、未来の日本人に再びさせないためにも・・・。
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