2025-01-26 22:42
パン屋の開店待ち列に並んだ時のこと。
ひとつ前に並んでいた金髪女性(たぶん母親)の元に、オダギリジョー似の男性(たぶん父親)と高校生くらいの男性(たぶん息子)が合流。
駐車場に車を置いて合流したようで、その後3人はマシンガンのごとく世間話を展開。さすが関西人と思わせる凄まじい会話のスピード感の中で、「待て俺のターンや」と親子で話題を取り合ったり、絶妙なツッコミを入れては声を押し殺し(静かな待ち列だったので)腹を抱えて笑い合ったりしていた。
20分後、お店のシャッターが開いた。
父親と息子は「じゃ車戻るわ」と言って店に目をやることもなくさわやかに立ち去った。
20分間お喋りするためだけに集まれる家族ってあったけえ。と思った。