2025-01-28 03:48
私は年間100冊くらいしか読まないので読書家としてはにわかで、こういうことを言うのはおこがましいかもしれないが「人生を変えた一冊」という概念が好きになれない。
人生をあがいて生きていく中で「出会うべきときに然るべきモノたち、人たち」と出会い、それを補う形で本から拾った言葉や価値観を自身に取り入れていくものだと私は考えるので。
そう言うことを言えちゃう人にとっての人生を変えた本は尊くて、変えてない本は卑しいのか、そうではないでしょうと。
この世の中に存在する本はだいたいは同じくらい、誰かの人生に何かしらの影響を与える可能性が高い。
でも逆説的だが、本くらいで変わるほど、人の人生は浅く無味なものではないと思う。
本は人生の転機に読むと変わるエッセンスとなり得る、というのが私の考えに近いのかな。
読書