2025-01-29 04:43
◆優しさと厳しさを同時に
アドラー式子育ての軸の一つ、「優しさと厳しさを同時に」。
簡単に解説すると、子どもと接するときは、親しみ(優しさ)とキッパリと毅然とした態度(厳しさ)を同時に示しましょう、という方法です。
子どもは対等な存在で、こちらの要求にNOと言う権利がありますが、同時に家庭や学校などの共同体で暮らす以上、社会のルールを守ったり、仕事をして貢献する義務もあります。
お手伝いなど子どもができる仕事を課しているご家庭も多いと思います。
まず前提として、(ここでは家庭の場合)
≪ルールや仕事は、子どもも納得して決められたものであること≫
その上で、例えば子どもが家に帰ってきて、ランドセルは所定の場所にしまう決まりなのに玄関に放置していたら、
まずは共感を示し(優しさ)「そうだよね、疲れて帰ってきたらすぐに一休みしたいよね。でもランドセルはどこにしまう決まりだったっけ?」と伝えます。
そして子どもが片付けるまでそのままにしておきます。ここで親が手を出して代わりにやらずに貫くことが「厳しさ/毅然とした態度」となります。続く↓