2025-01-29 15:22
初めて伺ったが、今年で開業10年目だという。
言い方は悪いが、こんなとんがった店がよく10年も続いていると思う。(*褒め言葉ですよ!)
まずメニューはカタカナ書きではあるが、すべてイタリア語の料理名だ。
(インヴォルティーニ ディ コティケ ディ マイアーレ アル スーゴ…といった感じ。汗)
故にシェフが料理をひとつひとつ説明する。(笑)
さらに、日本人にとって耳馴染みのいい、カルボナーラ、ボンゴレ、アラビアータ、ラザニアといったメニューがない。
この日の前菜18種、プリモ9種、セコンド5種はワンオペでこなす。
そして料理は、予想してた通りイタリア料理原理主義というか、シンプルでしみじみとした味わいなのである。
メカジキのカルパッチョは軽い燻製。
豚皮のインヴォルティーニは、敷いてあるトマトソースが素朴。
カルド(カルドン)のグラタンは、ベシャメルソースが軽くザラつく感じ。
要は必要以上においしすぎない、ほっとする味わいなのだ。(*褒め言葉ですよ!!)
そして、こういう店を見つけるたびに、「やっぱり東京ってすげえなぁ!」と思うのである。