2025-01-30 14:03
「架空犯」東野圭吾
誰にでも青春があった。
被害者にも犯人にも、
そして刑事にも─。
燃え落ちた屋敷から見つかったのは、
都議会議員と元女優夫婦の遺体だった。
華やかな人生を送ってきた二人に
何が起きたのか。
「まるで幽霊を追いかけているようだ」
「私は藤堂夫妻殺害事件の犯人である。
動機は単純明快だ。世間を欺き、
人として許されない行為を繰り返していた
二人に制裁を加えた。
制裁を天誅といいかえてもいい。」
いやぁ、もう、とにかく面白過ぎて
寝不足になりながら読みました
一度読み始めたら途中で止めるのが
惜しくて惜しくて
それと同時に読み終えるのも
勿体なくて淋しくなるからと
泣く泣く「今日はここまで」と
本を閉じたものでした
大人の世界の複雑な人間模様の話─。
と、思いきや、青春時代の
甘くて苦い思い出が動機の一部だったり
とにかくいろんな要素があり過ぎて
てんこ盛りもいいとこです
最後から四行目の言葉
私もそう思います…
本当におすすめの一冊です
読書記録