2025-01-31 01:31
かなり以前から、紬は「普段着専用です」というより「冠婚葬祭には向かない」と言われてきただけだと思うし、基本的にはそうだと思う。
紬にも色々な素材、柄行があるので、一概にはいえないけれど、「値段が高いから」という理由でフォーマルにも着てよいとは思わない。
銀座の老舗呉服店「紬屋吉平」の六代目の女将さんだった浦澤月子さんは、無地の紬には紋を入れて改まった席にきてもよいと、書いていらしたけれど、それは素材や柄行をよく考えた上でのことだったと思う。
> お着物を勉強する上でなんか腑に落ちないのが、紬の扱い。
昨今の価格帯と着物の中の扱いでは、価値に見合わないのでは?
と思ってしまう。
価格の安い化繊のプレタ着物と着ていくシーンが同等とか……
特に大島紬とかあの値段で、
「普段着専用です」って言われて昨今の着物離れが進む今首をかしげてしまう。
(個人の意見です)