2025-01-31 11:07
ただどこかの誰かに聞いてもらいたい話。
生まれ育った家は家族の折り合いが悪く、両親、母と祖父母などそれぞれがよく喧嘩をしていた。
なので家族が顔を合わせるイベントは大抵トラブルが起き、誕生日や正月、クリスマスなどが苦手だった。
飛び交う怒号に叫び声、ガラスの割れる音。
自室の布団をかぶって耳を塞ぎ、ただ「あー」と声を出しうずくまっていたことを思い出す。
両親に感じていたことは「可哀想な人たちだな」ということ。
このひとたちも子どもがいなければもっと自由に生きられただろうに、離婚なりなんなりして自分の人生を生きれたろうにと思っていた。
だからかいまでも夫や関わる人に対してどこか申し訳なさを感じている。
わたしがいなければ、わたしじゃなければもっと幸せになれたかもしれないのに。
そしてわたしは生きていていいのか、
誰かに生きることを許してほしいとずっとずっと思ってる。