2025-02-01 02:26
一番喜んだのはもちろん彼だったが、ただの
可愛いお坊ちゃんではなかった。
彼はすぐに専門学校をやめて大切にしていた車を売って軽トラックに買いかえバイトでしていた造園の仕事を自分でやり出した。
私としては、暫くはヒモ生活も覚悟していたので意外な一面をみて驚いた。
彼の仕事は順調で毎日のように売り上げを入れた通帳を誇らしげに見せにきてくれた。
そして半年もすると結婚資金が出来たと嬉しそうにしてたので
私も腹をくくって結婚する事にした。
友達からは、一年間は子どもを作るなよ!と
釘をさされた。
「なんで?」
「一年もたんと思うよ? まあ、3か月やな!」
「俺は半年!」
「3か月に賭ける」
皆んな好き勝手言ってるけど心配してくれてる
のがわかる
まあ、結婚したらなるべく添い遂げたいけどね。
自分も3か月に一票! なんてね