最近はそろそろ周りの同世代達が定年だのとの話を聞く機会も増え、我々世代が第一線を退くようになったのだと実感することも増えた。 振り返ると楽しい時代を過ごさせてもらったなと思うのだが、様々な大きな境い目を見た世代のような気がする。 その多くの境い目の中でもポケットベルと携帯電話の普及は、束縛とそれに伴うストレスの始まりになったように思う。 自宅の固定電話と公衆電話と駅の掲示板と手紙の時代にはもう戻れないが、自宅を一歩出れば誰とも連絡がつかない自由がそれ以前にはあったなと回顧。 携帯電話が無かった時代は確かに不便だったが、監視と束縛のストレスは全く無かったよ。