串文
串文鏈結2025-02-02 07:00
小３のころ入院したとき二十歳の女性と相部屋だった。
その女性を頻繁に見舞う痩せたリーゼント男がいた。
好意を抱いているのは俺にもわかって、いつも気を使って寝たフリをし、大人の会話に興味津々で聞き耳を立てた。
そんなある日、ふたりの会話を聞きつつ眠ってしまい微かな歌声に目覚めると、そのリーゼント男は窓の外をみつめ新沼謙治のヒット曲「嫁に来ないか」を口ずさんでいて笑い死ぬかと思った。（実話）
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渡邊恵介
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