2025-02-03 05:42
最近は、ろくに絵も描かずに、愚にもつかぬことを、ひたすら考えている。 古代、自然は神であった。 何故なら、人間は、自然の恩恵なしでは生きてはいけないからだ。 そして、人間が大地に働きかけて、新たな命を生み出す農耕は、神(自然)の復活を意味するものでもあった。 古代農耕社会では、神への畏敬の念からか、あるいは、神である自然に働きかけることへの贖罪からか、人間を含む生き物の命が、生贄として大地に捧げられた。 今も世界各地に残る祭儀や儀式の多くは、その名残なのだろう。 こういったことを考える時、私はどうしても、戦争について考えが及ばざるを得ない。 いつの時代も、国や信仰を守るという大義名分のために、多くの若者の命が捧げられてきた。 そういった、まるで狂気の沙汰にしか思えないことが、平気で行われるのは、古代も現代も変わらない。 信仰と狂気は背中合わせだ。 そしてそれは何も、集団心理にだけ当てはまることではない。 誰の身にも起こりうる。 絵に一生を捧げて生きてきた私自身の人生も、また然りなのである。
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