先週は書籍の校了、最後のまくりに入ってしまい、木田先輩のお話しが中断😅が、いま一度、デザイン・ジャーナリスト、木田隆子先輩、『エル・デコ』編集長時代、2005年から2014年に帰ります。「各国の『エル・デコ』編集長が選ぶEDIDAデザイナーオブザイヤーに、日本から深澤直人さん、吉岡徳仁さん、佐藤オオキさんを推薦。デザイナーオブザイヤーを受賞してもらい、日本のデザイナーが世界で認められるシーンを作れました。今後は、私の持てる力をフル活用して、若手日本人デザイナーのグローバルな活動を応援したい」と熱い情熱をたぎらせる先輩。2014年から2024年、『エル・デコ』ブランドディレクターをつとめられた後、独立してさらにご活躍であります。昨年は、私も教えを乞う気持ちであるイベント登壇を拝聴。そこで目撃したのはデザイナーの言葉を引き出しながら、珠玉のコメントを差し込む隆子ワールド。あのトーク力はいったい、いつ鍛錬されたのでしょう？「養成所（『フィガロ』）でも習わなかったし、『ペン』」時代も使わなかった能力。ひとはみな現在の職業とは別に、眠っている才能があるのやもしれません」by Ryuko Kida