認知症介護 おしゃれ心も少しは残っているらしい 寒いせいかなかなかベッドから出てこない母。 急かすと大層ご機嫌が悪くなるので細心の注意を払って起床を促す。 「そうそう、私洋服を買ったんだけどサイズが大きくてね、お母さん着てくれる？これ」と新しいセーターを見せる。 「え、買ったの？大きいの？」 「うん、私には少し大きくてね、着てくれる？」 「へー、いい色じゃない」 「でしょ、悪いんだけど着てみせてくれる？ダメなら返品するわ」 「大きいの？」 「うん、私あーたよりも少しだけお肉少ないじゃない？大きいのよ、あ、でもお母さんにも無理かなぁ、ちょっと若い人向けかなぁ」 「いい色ね」 「でしょ？着てみる？やめとく？」 「着てみる」 そして起床、ふぅ、やれやれだぜ。 「いい色ね」を何度か繰り返したけど、なんと襟周りが小さくて頭が入らなかった😂亀のようにもがいていたけど無理だった。ちょっとおかしかった🤣🤣 ハイミセスさん用のところで買ったんだけどなぁ😂伸縮性あまり無かった。 結局いつものお気に入りのセーターでデイサービスに出かけて行きました。