2025-02-05 12:28
◆製造した装置の据え付けや点検には工具箱をもって顧客企業を訪問します。五人の作業員が3階建て産業装置の最上階フロアでカバーを開けて点検する場合。工具箱の中の80種ほどの工具のうち、使うのは10種前後。五人が工具箱を3個持って上がることは非効率です。
◆自分が用いる工具を工具箱から出して、共同で使う工具バケツに放り込み、持って上がります。作業が終わると、各自の工具箱へ工具を戻さなくてはなりません。
◆でも社員皆が同じ揃いの工具セットを使っているので、どれが誰の工具かが、分かりにくい。そこで工具箱の自分の工具にはすべて色付きのビニールテープを巻くなどして、見分けています。でも市販テープの色数は少なく、使ううちにテープの端が粘着力を失って垂れ下がるのがみっともない。
◆おそらく全国の、工具箱を持って出かける業種の方々が、社員同士で工具を区別する方法に苦労しておられます。ニーズはある。
◆工具の穴へ、返しが付いたカラフルなプラスチック製プラグを差し込む方式はどうでしょうか。
◆又はチーズフォンデュ式に、融けたプラスチックに工具を漬けて、色付き樹脂でコーティングすることは難しいかなあ。