2025-02-05 14:31
命を救うとは死と向き合うこと。
死と向き合うとは、今この瞬間をどう生きるかに想いを馳せること。
私の中で救命とは、動物の心臓が動いていれば良いわけではなくて、オーナーが彼らの生に執着していくのを放置もしない。
生きる意志のある命はなんとしても救う。
次に向かう命は苦痛なく送る。
彼らの尊厳を守るためなら、彼らがただ息づいていることだけに執着するオーナーのエゴをしっかり客観視させて導いていく.
救命って、私にとってはただ動物の身体を救うだけじゃない。
彼らの心も救いたいし、オーナーの心も救いたいし、命と対峙するスタッフの疲弊していく心も同様に守りたい。
オーナー達が自分たちのペットを通して、自身の人生をどう生きるのか、己の弱さとどう向き合うのか、自身の在り方をペットの行動や生死を通してしっかり見つめていけるように、祈り、導く。
いやー、そこまで極めたい。
だって、獣医"士"ではなくて、獣医"師"になりたいですから。
今夜はいい涙を流したから明日からまた頑張れそうです。
明日も頑張ろー!