今日、在廊を終えてホテルに帰ると、フロントにこの青年がいた。 搬出時もまた東京に来ないといけなくなったのでホテルの予約を入れたのだけど3連休であることも影響してこのホテルに予約が取れず、仕方なく他のホテルに予約を入れた。 「今月末にまた東京に来るので、こちらのホテルに予約を入れようとしたんです。でも、予約が取れなくて。次にチェックインした時に受付がまたあなただったら面白いな…って思ったんですが、叶わなくなってしまいました😊」と言うと「ハハハ😊それは僕も残念です。次回、是非またお越しくださいね。お待ちしております😊」と初めて笑ってくれた。 あんなに無愛想で気だるそうにしていた青年はどこにもいなくて、あどけない笑顔で部屋のカギを渡してくれた。 人間って、ほんの些細な会話から打ち解けていくもんなんだなぁ…と、雑談をとても大切にしている私は改めて感じた。 そして、青年はシャツの第2ボタンと袖のボタンを留めて、初めておでこを出した髪型になっていて、表情がしっかりと見えるようになっていた。