2025-02-06 15:58
夫を変えることを諦めたわたしは、初めて自分自身と向き合うこととなった。
わたしはなにが嫌で、なにが好きなのか。
なにをやりたくて、なにをやりたくないのか。
どうなりたくて、どうなりたくないのか。
どんなとき幸せで、どんなとき悲しくなるのか。
そうやって初めて自分の気持ちと向き合っていったとき、気付いたことがある。
それは母と妹といると、心が削られるということ。
仲良しで大好きだと思っていたふたり。
でも一緒に時間を過ごしたあと、わたしはいつも必ず悲しくなった。腹にどす黒いものが溜まっていった。
それはなぜかと考えてみたら、母も妹も味方のようでいて、いつもわたしを否定していたからだった。
母と妹といると、わたしはいつでもドジでノロマで生真面目で融通が利かない扱いにくい子だと思い知らされた。
どんなにがんばっていても、いつもやんわりと否定された。
そんなふうに扱われると、自分は本当にダメな人間だと自己評価がどんどん下がっていく。
母と妹はフレネミーだった。
↓