鬱病、自律神経失調症、強迫性神経症、不安神経症、醜態恐怖症、パニック障害症などと診断され、あえて障害者とならずに会社で働いて普通（その普通とは?定義は?）生きている方々はいるのだろうか? 上記の例を生まれ持って罹患している方はいないと考える。幼い頃の経験と記憶、学校生活や社会生活で発症すると考える。 それらを持っていない方々は都合の良い病気などと患者さんに対して言い放つ始末。障害者の方々を◯者と聴こえる様な声で発する人もかなり見てきた。 精神科で働く事を夢見て医学部に進んだが、その希望は叶う事なく別の道を歩む事にした。その過程はこれ以上書かない。現実は現代社会が始まってから何も進歩していない。皆、自分を軸に「普通」だと考え生活している。いや、そんな事は普段から考えない。様々な疾患を一生共に暮らして行かなければならない方々に対して、今の医学は何ができるのか?薬だけか? 現状これ以上の期待はしていない。 昨日ダウン症のお子さんに「皆んな似た顔してる」などと話す母親を持つ若い家族連れを見た。学校で何をとは言わない。日常生活で何を感じ学ぶかで決まるのか? 判らなくなって来た…