VJなんて自分の中では雲の上の存在だった10年くらい前、友達の結婚式の余興の動画をつくった。脚本も書き、カメラワークも考え、まるで映画監督かのように作品を作っていった。学生のノリが消えない社会人なりたての頃だったので、弾丸で仙台ロケもした。 その思い出が忘れられないカシワギちゃんは、いつか映画を作りたいと密かに思っている。もしも宇宙人がカシワギの体を借りて下落合に住んだら、というストーリーで、何もないと思われる下落合の些細なことに感動するという話をつくりたい。昔のB級映画で「下落合焼とりムービー」という名作があるので、下落合はわたしのくだらない作品も許してくれるまちだと思う。 何もないと思われるところで、まちの資源を見つける、というのはまちづくりワークショップの本質であり、極めてランドスケープデザイン的で職業病感が否めませんが、まちにまつわる作品をいつかつくりたい。 そんなことを昨夜の自分のVJを見て思った。 昨夜の感想はまた別途書きます。