2025-03-09 08:47
この映画が良かったのかどうか、わしには客観的な判断が出来ない。
16歳でディランにどっぷりハマり、何故自分はディラン のように生きられないのか悩み、伝記を何冊も読み、レコードを貪り、歌い方を真似して、ギターの弾き方を真似して、来日コンサートに何度も足を運んだわしには、身内のホームビデオを見ているような感じすらした。
病室で歌うシーン、大衆に受け入れられるシーン、そして大衆を裏切るシーンでは嗚咽しそうなぐらいだったし、全体を通して常に静かな感動が流れている。
わしにとってはそんな映画だった。
所々に仕込んである小ネタも楽しめたが、アルバート・グロスマンのそっくりっぷりが面白かった^ ^
「もっとオルガンの音を上げろ!」と言ってほしかった^ ^