2025-03-07 06:34
Aさん103歳、私の夜勤で永眠されました。
尿も殆ど出なくなって、静かにトロトロと眠ってた。そろそろかな?って言われながらも数日過ぎて。
夜勤入り前に訪室して「Aさん、今夜はよろしくお願いしますね」と挨拶したらウンウンと頷かれて。
21時過ぎの巡視の際「あーあー」と声がして。聞き慣れない声に『ん?』て思いつつ訪室したら、Aさんやった!
目を閉じてずっと「あーあー」声を出されてて。
その瞬間、あー今日逝くんやなって理解した。
担当の私を選んでくれたん?しかも今日私の誕生日やで?
はぁーまじか。仕方ない、逝く前は教えてね。傍に居るからって伝えて、咄嗟にAさんを動画に収めて業務に戻る。
1時過ぎ「ポーン」と眠りスキャンから音が鳴った。すぐ訪室。
『Aさん』呼びかけながら手を握ると握り返されて「はぁ〜ぁ」と深い呼吸をされた後、浅い呼吸になって、徐々に呼吸が止まった。そして再度「ポーン」とスキャンの音。
看護師、Dr、家族に連絡して。
ご家族が来園してDrの説明後にAさんの様子をお伝えしながら動画をお見せしたんやけど。
娘さん達泣いてた。最期の声が撮れて良かった。咄嗟の私グッジョブ👍笑