2025-03-07 16:33
56年間、二人で過ごしたカミさんを亡くして4ヶ月余り。Threadsを読んでいると看取りの様子をご家族さんや施設のスタッフさんが書いているのをよく見かける。ぼく自身自宅で看取っているので、読みながら、ぼくは間違っていなかった、あるいは反対に後悔することもある。家事などをしている日常の何気ない中でもふと、カミさんの出来事や振る舞いが蘇ることがある。そのとき、懐かしさよりもあのときのぼくの対応は間違ってなかったか、と後悔の想いが湧き上がり胸に迫るものがある。
次はこうすべきと改善点を思いついたり、謝るべきだなと反省するが、すぐに亡くなっているのでそれはできないと気づく時の苦しさったらない。これは晩年の介護のしんどさと違う苦しみだ。いつまで続くのだろう。「後追い自殺」とか「後追い心中」という言葉がある。ぼくは実行するつもりはないが、する人の気持ちはよく分かる気がする。