カリギュラ効果が起こるのは、 ① 制約されるとストレスを感じる（心理的リアクタンス） •脳には「自由に選びたい！」っていう本能がある。 •禁止されると「選択肢が奪われた！」→「逆にやってやる！」と反発。 •特に、大脳辺縁系（感情を司る部分）が活性化して、「やりたい気持ち」が強まる。 • 「絶対に見るな！」→ 余計に気になる • 「絶対に触るな！」→ 逆に触りたくなる → これが心理的リアクタンス（Reactance） ② 禁止されると脳が「特別なもの」と認識する •人間の脳は、情報を取捨選択してるけど、「重要な情報」 は優先的に記憶する仕組み。 •「禁止されたもの」＝「特別なもの」って認識するから、前頭前野が「それは何や？」と気にし始める。 → 禁止＝特別＝もっと知りたい！ と脳が勝手に反応 ③ 好奇心を司るドーパミンが活性化 ・「ダメ！」と言われると、脳のドーパミン系（報酬系）が活性化 これは、大脳基底核の側坐核（そくざかく） の「新しいもの」や「未知のもの」に対するワクワク感を生み出す。 • つまり、「やったらダメ」＝「やったら快感が得られる」 って誤解する。