2025-03-08 09:36
数カ月前、父と取っ組み合いの喧嘩をしました。
しかし、幼少期怖かったはずの父は私の力に敵わず、そこでハッとして掴み掛かったことを初めて後悔しました。
私は元気だった頃、「魚釣り」と言う共通の趣味で父と繋がっていた事を思い出したからです。
私は童心に返って釣をする父の姿が大好きだった事。
風や潮の読み方を教わった事。
それらを瞬時に思い出しました。
だから、今日、かなり早いけど父の日のプレゼントとして釣具を贈りました。
その時に見た子供のような父の喜びの顔は一生忘れる事はないでしょう。
何のことはない。私は結局、人を恨みきれない人間に育った。それは陰ながら仕事をして養ってくれた父のお陰で今がある事を知りました。
最後の親不孝をこんな事で許される事は無いとわかってはいますが、それでも、あの笑顔を忘れる事は生涯ないと思います。