世界最大のチャイナタウンがあるサンフランシスコに住んでた時の話 まさか海の向こうの日本でも同じようなことが起きるなんてその当時は夢にも思わなかった。 上海からの留学生は中国人３０代夫婦が経営するレストランでアルバイトをしていた。 その当時、中国人は永住権取得後１年たつと親族を中国から呼び寄せることができた。それを繰り返すことによって倍々で増えていった。彼らは妻の両親を呼んだ。お父さんは寝たきり、お母さんは車いす、が表向きでサンフランシスコ市から福祉を受けていた。実際はお父さんはレストランの裏で仕込みをし、天ぷらを揚げている。お母さんは食器洗いや掃除を担当していた。アルバイト女性は決して誰にもキッチンに両親がいる事を言ってはいけないとくぎを刺された。フーードバンクや教会からの寄付でもらえるフルーツ、お菓子を店のお客さんにサービスと出していた。 トランプ政権になり不法移民の一掃、永住権の剥奪などが注目を集めているがサンフランシスコの中国人による福祉や行政の不正利用も彼の耳にも届いたのだと思う。 日本の私たちの汗水した税金を決して搾取されないようにしなければならない。