バイオテロ(子達のノロウイルス罹患によるもの)と苦闘しながら迎えた我が誕生日。 Threads民の優しさに心が救われた。 そして､子どもたちが寝静まった頃 突然､私のスマホが鳴った。 美人の妹からだった。 「こんな時間にごめんねぇ…」 酔っぱらっているようだ。 「いまおねーちゃんの家の前にいるの」 お前はメリーさんか。 慌てて玄関を開けると 鼻を赤くして震えている妹が へらっと笑って立っていた。 とりあえず中に入れて ルイボスティーを淹れてやる。 いつも美人だが､今夜の彼女は 彼氏とデートだったらしく 爪の先まで美しい。 そんな妹が､眩しく見えた。 続