2025-02-18 14:50
義父はとりあえずインフルエンザの山は超えたが、がん治療も骨折のリハビリも滞ったまま、義父が寝てばかりいることに家族が焦りを感じている。
誰だって徐々に回復を待つしかない状態で、しかも義父は高齢。なのに何故か「立って歩けない」義父の状態に悲観しか持たない。
「今日は食事を残した」「ずっと寝てばかり」
そりゃそうなのだ。
なのにちょっと調子が良いとすぐ病棟を変えたり中途半端に起き上がらせようとするので本人が疲れてしまう。ベッドでぐったりすると「ああ、もうダメなんだ」と言い出す。
確かにその日は近い。けれど今じゃない。
祖父母や両親の経験から、少し彼らには冷たいかもしれないが、
「冷静に。今は休む時。いっぱい病気を持っているお義父さんが今頑張ってるんだから、まだ来ない終わりに悲嘆しちゃいけない。寄り添わないと。」
と旦那に言った。肝心なのは残された時間の過ごし方なんだ。
当事者にならないとわからないことってある。
母が亡くなった時に「あー、平日は仕事があるから空港には送ってあげられないよ。え?1人で行く?ダメだよ、週末の便取れよ!」
と言った旦那が私を無理解だと怒っている。