日本昔話を双子に読み聞かせてて思ったんだけど 花咲か爺さんも、舌切り雀のお爺さんも、 おむすびころりんのご夫婦も、 主役の貧しいご夫婦が豊かになったことを羨む 【強欲で悪い】隣人が出てくる これ、私たちはどっちにもなりうると思う。 隣の人の成功をみて、心が騒ついて、 同じ事してみようって、SNSで陥る罠だと思う。 貧しい人が同じく貧しい人の成功を 真似したいと思うのは自然なことかもしれない。 昔話では主役にも、隣人にも起こることは同じ事。 おむすび落としたら、ネズミの声が聞こえるし 雀のお宿に行けば、もてなしはうける。 ポイントはそれをどんな気持ちで体験してるか。 相手からの施しを当たり前だと思うか、感動するか？ あるものに感謝するか？欠乏に目がいくか？ 同じ事でも受け取り方によって幸福度は変わる。 隣のおじいさんは強欲だから不幸になったんじゃない。 最初から幸せじゃなかった。 大切なのは主役のご夫婦が、なぜ貧しくとも 感謝する優しい心を持ち続けられたのか。 子ども達に伝えるべきは、そこだと思う。