2025-02-19 12:29
私の父は軍人ではなく、軍属だと言っておりました。
軍人になるには持病がありましたが、建築関係の職業だったため海軍工兵隊に所属しておりました。
トラック島に日本軍の管制塔基地を建造に行ったそうです(後に調べたらミクロネシア諸島のひとつでした)
トラック島に行く船には丸太の大砲が付いており「もし沈没させられたら褌に挟んだカツオ節をかじりながらトラック島まで泳げ」と命令されたそうです。
父が戻ってからそう経たずトラック島は全滅に近い打撃を受けたそうです。
父は、その多くを語ろうとしませんでしたが、毎年12月15日になると必ず「何が終戦記念日だ、敗戦日じゃないか」と独り言を呟いていたのを覚えております。父は過激な発言をした事はありませんでしたが当時ニュースを見ている時、中国、ソ連に関しては「信用できん!」と発言した事があります。
いま父が存命なら、いまの日本をどう思うか聞いてみたいです(押して知るべしですが)。