【日本文化が日常に】 数年前、ふと思った。 「週の半分は着物で過ごせたらいいなぁ…」と。 着物の風合いや色合い、 独特の柄 着ると 優しく包まれているかのような 安心感があったり 自然と背筋が伸びる感じが 単純に好きで こなれた着物姿の女性を見かけると その柔らかな所作に 気づけば目で追っていた。 ‥ そして今 着物が当たり前になっている、私。 茶道のお稽古を終えて そのまま帰宅し 夕飯の支度をすることも、ごく日常の一コマに。 自分で着付けをするうちに 長時間でも心地よく過ごせる塩梅がわかってきて もちろん、汚さないようには気を配るけれど でも、それ以外は心地よい。 ‥ 好きなものに触れながら過ごす時間。 日本文化が日常になっていくことが とても嬉しい。 この日の写真も、 お客様をお見送りし 夕飯の支度に取りかかる前のひととき。 「幸せだなぁ」 と、今日も思う。