2025-02-25 06:00
小川糸さんの "ライオンのおやつ"
穏やかでこころがあたたまる一冊。
まず、主人公が感じとっている情景や心情の描写、その表現に引き込まれた。
小川さんの書く文章はなんでこんなに心地よく伝わってくるのだろう。
そして主人公が同い年。
多くの方の最期に接してきて、当然のように看取る側であったけど、自分は残された時間が長くはないと知った時、その時間をどう過ごし、どんな最期を迎えたいのだろう… と考えさせられた。
そして最期にもう一度食べたいおやつってみなさんはありますか?
とてもあたたかくて読みやすい本なので是非手にとってほしい。
読書記録