2025-02-26 14:26
批判や反論覚悟で書くけど、あくまでも私の感覚の話。
私にとってあみぐるみは命ある存在です。
ちゃんと心がある。一度作ったらずっと大切に可愛がってゆくべき子たちです。
だから作るのにとても慎重になります。
作家さんの中には、量産して試作品をたくさん抱えてたり、失敗したあみぐるみをそのままため込んでたりする人もいて、可哀そうな子たちの姿を垣間見ることがあります。
未完成のまま、作家の技術向上のために捨て置かれた子たち…。
そんな存在を作らなくても技術向上させることはできます。
何度もやり直せばいいのです。
編み物の良いところは失敗が何度でも挽回できるところです。
私は作りながら「ダメだ」と思ったら、全部ただの糸に戻します。
そしてまた編みなおす。ちょっと不本意なだけでもほぐして編みなおす。完璧に可愛い!と思えるまで編みなおす。いよいよダメで捨てる時もほぐして糸にして捨てる。
試し編みは、傷んだ毛糸などで繰り返してみるといいです。修正の過程は細かく記録して、最終レシピが決まったら本番の糸で。
少しの工夫で、一人でも泣いてる子を減らすことができたらいいな、と思ってます。
編み物よもやま話