⑤ 1月8日 8w1d。 待ちに待った産婦人科の日。仕事終わりに受診した。夫に産婦人科まで送ってもらって、とりあえず車の中で待ってもらってた。 待合室でずっとドキドキしてた。前回から2週間空いてるから今日赤ちゃん見えないのはおかしい。 エコーをしてもらってるときの先生の無言がとても気になった。「右側が痛いときがある」ということを話しておいたので、先生は右側をグッと押し当てて見てくれた。 すると、そこには赤ちゃんがいた。 先生は「これ、分かる？この丸いの。これが赤ちゃんです。赤ちゃんいるんだけど、ここ子宮じゃないね…心拍は…とまってるね…これから総合病院に行ってもらうことになるかもしれないです、隣の部屋で話しましょう。」 と、静かに、すこし焦ったような口調で言った。 私は「そうなんだ…」って言った記憶がある。 やっぱり子宮外妊娠じゃん。ちょっとだけ信じてたのに。…でもほんとに子宮外妊娠？ 覚悟はしていたけど感情がぐちゃぐちゃになった。現実が受け入れられず涙は出なかった。 隣の部屋へ移動するタイミングで、車で待機してもらってた夫にも来てもらって一緒に先生の話を聞いた。