2月27日、 吉川静子とヨゼフ・ミューラー＝ブロックマン展へ初めての大阪中之島美術館へ行った。展示も美術館もすごく良かった。美術館へ最後に行ったのはいつだったか覚えてない。昔は死んだカミさんと一緒によく美術館へ行ったものだ。大阪以外にも美術館の多い京都へはよく行った。奈良や神戸へも行った。 久しぶりに美術館巡りの背中を押してくれた友だちに感謝だ。友だちは1月にある喫茶店に連れてってくれた。そこはとてもアートなところだった。アート作品を展示してるわけじゃない。そこがアート空間そのものだった。写真撮影禁止、Googleマップにも非表示なのでこれ以上詳しく書くことはできないが、ぼくは現代アートに触れる快感を思い出した。 あれから2ヶ月近く経って、大阪中之島美術館の吉川静子とヨゼフ・ミューラー＝ブロックマン展にたどり着いた。吉川の作品はとても抽象的だ。ミニマルテクノを聴いているように抽象的だ。その抽象世界に囲まれていると、カミさんを失った喪失感が払拭される”孤独感”に襲われて、すごい快感だった。