2025-03-01 17:23
先日観てきた吉川静子の展覧会の図録をペラペラとめくってたら、無性にテクノが聴きたくなった。Aoki takamasaがDJをしている心斎橋の bar_ink に走った。エッジの効いた乾いた音。吉川静子の絵に囲まれていた時と同じだ。
最近買った雑誌に若い哲学者、谷川嘉浩が「孤独」と「寂しさ」について書いていた。年をとり、ともに長い時間を過ごした親しい人を亡くした寂しさは孤独によって乗り越えるしかない、というようなことを書いててとても身にしみた。
吉川の抽象画やAokiのテクノの世界に浸かっていると、カミさんを亡くした寂しさを孤独が浄化してくれてると感じた。