2025-03-02 00:59
映画”名もなき者”を観た。
Bob Dylanのデビュー前から、彼の青春時代を映画化しても作品で
大変に素晴らしい作品でした。
1960年代のNYの街の息遣いが聞こえる程の、臨場感を感じた。
そして、何よりBob Dylanが天才的な詩人であることを改めて感じた。
日本人には、英語の詩が理解しにくいが、この映画で、ストーリーの流れで
流れる音楽と彼の詩の日本語訳には説得力を感じた。
日本人で英語を喋れる人も多くいますし、自分も英語はしゃべりますが
今までDylanの歌詞となっている彼の詩を語訳できても、心に入って来なかった。
しかし、この映画を見て、改めて彼の唄と詩の日本語訳を並べてみた時に
初めて、彼の偉大さを知った気がしました。
時代の変化と共に、彼がフォークギターからエレキギターに持ち替えて歌うようになり
狭いフォークと言う音楽業界から、もっと広い音楽業界へ出ていく事も映画に
表現され、非常に良かった。
あらためて、これからBob Dylanの唄と詩を勉強しなおそうと思った次第です。