2025-03-02 08:55
なんとなく。
最近、ウェーブテーブルやグラニュラータイプのシンセサイザーはどんどんスペックが上がっていって、かつてハードウェアサンプラーがハイレゾになって行くに従って魅力が薄れて行った感じと似たような経緯を辿りつつある気がする。
機械としては面白いんだけど、どんどん音に対する視点がミクロ側に寄っていってしまうので、音楽的な広がりみたいなものと感覚がリンクしにくくなってる気がするのだ。もちろん、だからこそ面白いって考え方もあるんだけど。
behringerのwaveがちょっと気になるのはその逆説みたいなことで、粗いからこその魅力、みたいなものが感じられるからなんだろうなと思う。8ビットサンプラーにみんながかつて狂喜したような。
まあ、オリジナルPPGが触れればそれに越した事はないんだけどね