認知症の介護施設で働いていた頃の忘れられない出来事。 ・あるおばあちゃんがトイレで動けなくなっていた。便器の中は不透明な濃い赤ワイン色。当番医に搬送し即入院。その日は中心に動かなくてはいけない日だったから緊張半端無かった ・夜勤中おばあちゃんが転倒。早出の自分が脳外科受診に付き添いになった。でも、足をあまりに痛がっていた為自分の判断で急遽整形受診したら股関節が骨折していた。頭は無傷だった。 ・優しくて大好きだったおじいちゃん。朝、私が帰る時元気に笑顔でバイバイして別れた。なのに家に帰り仮眠中ホントのお別れになった事を電話で聞き突然過ぎて号泣した。 これはほんの一部です。 介護はやりがいはあります。楽しい事も沢山あります。でも辛い現実も沢山あり命を守る責任もあります。辛い介護では無く、利用者さんも自分も一緒に楽しめる介護がしたいですね。そして、全国の介護従事者の方を沢山労って欲しいと切実に思います。