あぁ。ここは実家からほど近い場所。 ここに沿って国道が走ってるんだけど、そこの国道にはこの道路や仙台港から流された車が山積みになってました。 国道に、車が沢山積み上げられた状態です。すごい距離に渡って。 ここの向かいには大型スーパーもあるから、買い物客も沢山いた。 涙が止まらない。 どこかに放り出されておらず、せめて車内で、 苦しかったし無念だっただろうけど、 すぐ見つかってよかった。 建物の屋上に避難して、助けてと流される人や、既に声無き浮かんで流され行く人を沢山見た人も沢山いた。 とにかく言葉を失うほど信じられない光景がどこまでも続いていた。 それが14年前の東日本大震災。 忘れちゃいけないし、大変だったね、ではない。 亡くなった人の数、その身内や知り合いの数だけ深い悲しみと絶望が、しばらく続いた。 この映像は、震災約1年後に産まれた息子にも見てもらった。 当たり前の日常なんて、いつ途切れるか分からない。 暖かい布団で寝れる幸せを噛み締めて、 迎えた朝に感謝しよう。 忘れちゃいけない、忘れられてはいけない。 東日本大震災