3/11 神奈川県在住 当時1才の子どもと2階で昼寝していました。 大きく揺れて急いで子どもを起こして1階のリビングへ。 昼寝起こされて怒って泣く子どもにバナナを食べさせながらテレビを見ていると刻々と変わる東北の様子。 実家では当時胃がんのオペを終えて数ヶ月後の父が友達と快気祝いの食事会に品川へ。 高いビルの上のレストランで気持ち悪いぐらい揺れたそうです。 直後に連絡がついた母が「帰ってこれないかも知れないから近くのホテルに泊まって」と言ったのに、携帯もろくに使えない父が駅で帰る方法を考えてて結局ホテルはすぐに満室に。 バスやタクシーをなんとか駆使して帰宅したら深夜の3時だったそうです。 家族みんなで「母さんの言う事聞かないから！まだ体調も万全じゃないのに無理するなんて！」と父に言ってバツの悪そうな顔していた父を思い出しました。 あれから14年。 昼寝を起こされて怒ってた子どもは明日中学校を卒業します。 そしてバツの悪そうな顔をしていた父はその後胃がんを再発して亡くなり、母も一昨年亡くなりました。 あの父の顔を忘れないように記録でした。