トレランの神髄は、笑うこと。 とあるグループ練習会で トップアスリートと 一緒に走る機会を得た。 風と語り、山と戯れる、 軽やかな笑顔とステップに惹かれた。 タフな練習会というよりも、 笑いが絶えない賑やかな練習会。 だからこそトレイルを走りながら 聞けた言葉が素晴らしかった。 もともと陸上で鳴らした選手 ひょんなことからトレランの世界に魅せられ、 100マイルが当面の目標に。 昨シーズン その100マイルで見事優勝し、 時の人となったが、 もはや距離ではないという。 そして勝てたのは 楽しめたからだと笑う。 苦しくなってきたときこそ、 楽しく走った記憶をたどり、 ポジティブ優位にメンタルを保つことが やり抜く秘訣だと。 ロングのトレイルは 走力よりもマネジメント、 最後はメンタルがものをいう。 それをどうもっていくか。 夜明け前の暗闇を照らす ヘッドランプのように、 心の灯りを明るく保つこと重要なのだ。 楽しいから笑うのではない 笑うから楽しいのだ。 トレイルの神髄は 人生の神髄と似ている。 LedlenserCrew