2025-03-11 14:15
教員時代は、毎年、生徒と一緒にボランティアに行ったものだ。
連れて行く教員は、阪神淡路大震災体験者。
連れていった子たちは、まだ大きな地震を見聞きしたことがない年齢の子たち(大きい地震があった頃に生まれていても覚えてないぐらいの年齢)
どうすれば伝わるか?そう思ったけど、言葉なんていらなかった。
みんな無言で真剣な眼差しで街並みを見ていた。
行くたびに街の風景は変わっていく。
でも、変わらない人の温かさに毎年、ホッとした。
今は社会人となったこの子たちが次の世代に語り継いでいくのだ。