2025-03-11 05:56
【年に一度の目覚ましアラーム】
"祝宴の家に行くよりは、喪中の家に行くほうがよい。そこには、すべての人の終わりがあり、生きている者がそれを心に留めるようになるからだ。"
わたしが好きな、古代ユダヤ賢人のことば。
14年前、生まれていたひとは、
それぞれに誰とも同じではない「3.11」があるだろう。
失われた命もあれば、
こうして生かされている命もある。
生かされた意味があり、
生かされた者の責任と役割がある。
それは、目立たぬことであっても、
ありがたい責務だ。
決して嬉しい記憶ではないけれど、
思い出し、
思いを馳せ、
思いを新たに上を向くことは、
意味あることだと思う。
年に一度、
思い出すために。
忘れないために。
また今年も、アラームが鳴る。
震災でも被災し、
火事でも被災した大船渡に
1日も早い復興があるように。
今日は心から祈るだ。