2025-03-11 15:48
3.11 中学生だった。卒業式で先輩を見送り、部活中だった。地面が割れるような揺れ。反射的にしゃがめ!頭を守れ!と叫ぶ教員。
校庭に避難、3月なのに曇り空で寒い日だった。
家に帰り、散らかったものを片付けながらテレビをつけると東北の街が火に呑まれ、波に飲まれ跡形もなくなっていた。
なんだかわからなかった。Twitterには断片的な情報しかない。連絡がつかない人がいる。波に飲まれた人がいる。
東北住みのフォロワーたちのタイムラインがずっと止まっていた。
ずっと余震で揺れてるのかなんだかわからなかった。電車が止まって、携帯が繋がらなくて。
大きな震災を体験したのはこれが初めてだ。怖かった。避難訓練なんかのゆるいもんじゃない。
防災品を見直さなくては。災害を前に人は無力だ。
でも自分の身を守ることはできるから。