Duran Duranの3作目となるアルバム「Seven And The Ragged Tiger」は1983年11月にリリースされた重要作品です。前作「Rio」での世界的成功を受け、バンドは更なる進化を目指してこのアルバムを制作しました。 レコーディングは英国を離れ、フランスのカンヌやカリブ海のモントセラト島で行われ、当時としては最新鋭のテクノロジーを駆使した洗練されたサウンドが特徴です。 代表曲「The Reflex」は米英両チャートで1位を獲得し、「Union of the Snake」「New Moon on Monday」も高い人気を博しました。 このアルバムではシンセサイザーの比重が増し、よりダンサブルなニューウェイブサウンドへと進化。バンドの音楽性の転換点となった作品として評価されています。商業的にも大成功を収め、バンドの黄金期を象徴するアルバムの一つとなりました。