2025-03-12 09:35
さっき乗り換えた駅のホームが騒然としてて何事かと思ったら、消防による救命措置が行われてた。無知で恥ずかしいけど、心臓マッサージを受けると、あんなに、胸というか体全体が人間とは思えないほどに弾むのか。すごくショックだった。人が倒れて危険な状況であることもショックだし、救命について何も知らない自分のこともショックだった。私にできたことは、邪魔にならないように道を開けること、心のなかでどうかあの方が助かりますようにと祈り続けるだけだった。ほんとに無力。
医療従事者の家庭で育ち、元消防関係の身内もいるのに、私は救命措置の現場を目にしたことがなかったし、知識としては人工呼吸とAEDの使い方を「知って」はいるが、もちろん練習したこともない。こいつは使えない。無力さに打ちひしがれました。
というわけで、電車の中で普通救命講習に申し込みました。目の前で人が倒れたら、消防が来るまで迷わず救命措置ができる人に、私はなる。