スイープについて ブラジリアン柔術においてスイープは多種多様で分類しきれないくらい沢山のテクニックが存在する。 それぞれのテクニックの特性について細かく考え出すとそれこそ無限にあるので遠慮させてもらうが大きく2通りの考え方がある。 「相手を動かす」もしくは「自分が動く」だ。 これは種類を言っているわけではなく、例えば最初の頃に習うであろうシザースイープでもこの2パターンがある。 「相手を動かす」はシザースイープを仕掛ける際に一生懸命に脛で脇下を押す、襟を引き付ける。 一方で、 「自分が動く」は押す足で自分の身体を横に移動させる。襟は引くというより、地面へ向かって押し自分の上半身を起こす。 同じ結果だが、過程が違うので身体の使い方が変わってくる。正統派では無いかもしれないが同じテクニックが別物に変わるので、みなさんの得意なテクニックを別角度からも見てみて欲しい。